作成年度 | 1998年度 |
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論文名 | 石狩川流域における積雪深分布の推定 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 土木学会北海道支部年次技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 1999/02/08 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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環境研究室 | 井形 淳(IGATA Sunao) |
抄録 |
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積雪寒冷地では雪害の影響によって交通や都市活動に支障をきたす他、融雪による河川流量増水などの水害の脅威にも晒されている。一方、積雪水は貴重な水資源として活用されており、人間の生活環境に欠かせないものとなっている。従って積雪期間の水収支を検討することは、治水、利水対策上非常に重要である。しかし、気温や降水量など他の気象観測資料と比較すると、積雪の観測地点は極めて少ない。これは低温、積雪という観測環境の悪条件が原因と考えられるが、本研究では限られた観測資料を用いて広域の積雪深分布を推定する方法について検討した。[*]広域の積雪分布の推定については、これまでリモートセンシングデータを利用する方法が多数用いられている。人工衛星画像はデータの広域性、均一性に優れているが、積雪が対象の場合、データは天候に左右されるため、連続的な観測には利用できないという欠点がある。そこで、本研究では気象官署のデータを用いて積雪深の特性を導き、アメダス気象データから積雪深分布の推移を推定した。 |
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