作成年度 | 1998年度 |
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論文名 | ダムを含む沖積河川の土砂輸送について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 土木学会水理講演会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 1999/03/16 ~ 1999/03/17 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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北海道大学 | 坊野 聡子(BOUNO Satoko) |
北海道大学 | 清水 康行(SHIMIZU Yasuyuki) |
環境研究室 | 齋藤 大作(SAITO Daisaku) |
抄録 |
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本研究はダム堆砂の防止及び軽減の一策として設けられた貯砂ダムの機能の評価を行ったものである。ダム堆砂はダム貯水池機能の低下のみならず、ダム上流下流の河床高および河床材料の変化を引き起こすため問題となっているが、未だ有効な対策は確定しているとはいえない。そこで、二風谷ダムを対象とし、過去の測量データおよび出水期間中の観測結果等を検討した上で数値計算モデルを作成し、貯砂ダムの有無による河床変化の違いの予測を行った。このことにより、貯砂ダム建設がダム貯水池内の堆砂の堆砂の形状及び河床材料の粒径の変化に与える影響等が明らかとなった。[*]1)ダム上流での流砂の堆積および河床材料の細粒化、ダム下流での洗堀による平均河床高の低下河床材料の粗粒化の現象が確認された。[*]2)WashLoadを組み込んだ数値計算モデルを用いて出水期間中計算を行った結果WashLoad‐‐0.01mmの通過量でSSデータによる通過流砂量を再現できることが分かった。等が明らかとなった。 |
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