作成年度 | 1999年度 |
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論文名 | 洪水時における浮遊物質の横断面内輸送と河岸堆積微細砂の堆積状況 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第44回 水理講演会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2000/03/15 ~ 2000/03/17 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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北海道工業大学 | 橋本 識秀(HASHIMOTO Shikihide) |
北海道大学大学院 | 長谷川 和義(HASEGAWA Kazuyoshi) |
環境研究室 | 渡邊 康玄(WATANABE Yasuharu) |
抄録 |
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1998年4月に生起した融雪出水時に、鵡川の鵡川橋(河口から2.6㎞上流)および穂別橋(河口から40㎞上流)において、浮遊物質の濃度測定し、河岸と流心における濃度の差を測定することにより、浮遊物質の横断方向拡散現象を把握した。その結果、洪水初期において河岸から流心へ、洪水中期において流心から河岸方向へ浮遊物質が移動していることが確認された。また、浮遊物質と河岸堆積物との関係を把握することを目的として、洪水前後に河岸堆積物の量と質を調査した。その結果、洪水中に河岸から先掘される粒子および洪水中に河岸に堆積する粒子が洪水中に観測される浮遊物質と同質のものであることを確認した。以上の結果から、洪水中に河岸堆積物と浮遊物質が交換されていることが示された。 |
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