作成年度 | 2014年度 |
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論文名 | ラウンドアバウトの適用に向けたエプロン除雪に関する基礎試験 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第30回寒地技術シンポジウム |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2014/12/02 ~ 2014/12/04 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒地機械技術チーム | 牧野 正敏(MAKINO Masatoshi) |
寒地機械技術チーム | 佐藤 信吾(SATOU Shingo) |
寒地機械技術チーム | 中村 隆一(NAKAMURA Ryuuichi) |
抄録 |
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多くの事故が交差点で発生しているが、諸外国では平面交差部の制御方式として車両間交錯点が少ないなど安全性に優れたラウンドアバウトが積極的に導入されており、日本においても導入の機運が高まっている。 積雪寒冷地でラウンドアバウトを適用するには除雪に関する検討が必要であるが、冬期維持管理の研究事例は少ない。そこで、ラウンドアバウトの除雪に関する基礎資料を得るための検討を行っている。 本稿では、ラウンドアバウトのエプロンが環道よりかさ上げされることで生じる除雪の取り残しと車両の走行性に与える影響を定量的に把握するため、模擬エプロンを設置して実際に除雪した時の残雪状況、除雪後のエプロン乗り上げ走行時の車両に作用する加速度を計測した。 その結果、エプロンのかさ上げ高さが4cmでは残雪高さが30~40mm程度と走行の支障になるほど多くはないこと、エプロン乗り上げ走行で車両に作用する加速度は通常の走行と変わらないことを確認した。 |
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