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発表 道路構造物からの落氷雪を想定した衝撃荷重の計測

作成年度 2014年度
論文名 道路構造物からの落氷雪を想定した衝撃荷重の計測
論文名(和訳)
論文副題
発表会 第11回構造物の衝撃問題に関するシンポジウム
誌名(No./号数) 第11回構造物の衝撃問題に関するシンポジウム 講演論文集
発表年月日 2014/10/21 ~ 2014/10/22
所属研究室/機関名 著者名(英名)
雪氷チーム上田 真代(UEDA Masayo)
雪崩・地すべり研究センター松下 拓樹(MATSUSHITA Hiroki)
雪氷チーム松澤 勝(MATSUZAWA Masaru)
抄録
道路案内標識等の道路施設や構造物に積もった雪が落下し、走行車両等に被害を与える事例が発生している。自動車に使用するフロントガラスについては、日本工業規格(JIS R3212, 1998)において、耐衝撃性試験が規定されているが、これは小さな硬い飛来物に対して最低限必要な強度があるかを調べることを目的としており、落雪による衝撃は想定されていない。落雪による被害発生の可能性を推定するには、落雪の衝撃荷重を把握することが重要となる。落雪による衝撃荷重の計測に関しては、屋根からの落雪を想定した密度が大きいしまり雪や氷化させた雪についての事例は存在するが、比較的密度や硬度の小さな雪についての事例は少ない。そこで、自然積雪を用いて、密度や硬度の小さな雪を含む様々な雪質条件で、道路案内標識等の道路施設から落雪を想定した衝撃荷重の計測実験を行った。その結果、雪塊の密度よりも硬度の方が衝撃荷重との相関が高く示された。
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