作成年度 | 2015年度 |
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論文名 | 鵡川沿岸の現地観測によるブルーム初期から融雪出水期までの基礎生産の変化について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 土木学会 |
誌名(No./号数) | 土木学会論文集B2(海岸工学) |
発表年月日 | 2015/11/11 ~ 2015/11/13 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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水産土木チーム | 大橋 正臣(OHASHI Masami) |
水産土木チーム | 三森 繁昭(MIMORI Shigeaki) |
水産土木チーム | 三上 信雄(MIKAMI Nobuo) |
水環境保全チーム | 水垣 滋(MIZUGAKI Shigeru) |
水産工学研究所 | 山本 潤(YAMAMOTO Jun) |
北海道大学 | 門谷 茂(MONTANI Shigeru) |
抄録 |
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鵡川沿岸は一級河川である鵡川および沙流川により,流域全体から底質材料と栄養塩が供給され,生息環境や生産性が良好でウバガイ等の好漁場が形成されている.これまで当沿岸の基礎生産に着目し,夏季出水や融雪出水の調査を行った結果,春季の生産性が大きいことがわかった.これは「春季ブルーム」と「融雪出水」が連続的に生ずることに起因すると考えられた.よって本研究では,ブルーム初期から融雪出水時の環境把握を目的に調査を実施した.本調査より(1)ブルーム前後の基礎生産構造や(2)融雪出水によって高い生産性が持続されることがわかった.また,調査中に生じた(3)沿岸湧昇は,水温低下により植物プランクトンの増殖についてタイムラグがあるが,沖合域の栄養塩が供給されることにより沿岸域の基礎生産を大きくすることがわかった. |
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