作成年度 | 2015年度 |
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論文名 | ラウンドアバウトの除雪作業と堆雪の影響に関する実験的検討 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名(No./号数) | 寒地土木研究所月報 第749号 |
発表年月日 | 2015/10/13 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒地機械技術チーム | 佐藤 信吾(SATOU Shingo) |
寒地機械技術チーム | 牧野 正敏(MAKINO Masatoshi) |
寒地機械技術チーム | 高本 敏志(TAKAMOTO Satoshi) |
寒地交通チーム | 宗広 一徳(MUNEHIRO Kazunori) |
抄録 |
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ラウンドアバウトは、平成26年9月に施行された道路交通法の改正において、新たに通行方法が定められた環状交差点である。一般の交差点に比べ交差点内の錯綜点が少ないことなどから安全性が高く、信号機を使用しないため経済性に優れるなどの特徴を持ち、欧米各国で積極的に導入されており、日本においても今後の導入が期待される。しかし、積雪寒冷地において導入を検討する際には、除雪に関する検討が必須となるが、冬期の維持管理手法に着目した研究事例は少ない。 そこで、ラウンドアバウトの導入を検討するうえでの基礎資料とするため、試験道路に設置したラウンドアバウトを用いて、除雪に関する各種の実験的検討を行った。 これらの結果から、以下の知見が得られた。(1)除雪車の機種により除雪適応性が異なるためラウンドアバウトの設計では配置する除雪車の走行軌跡を考慮する必要がある。(2)ドライバーの視認性確保のためには流入出部付近での堆雪高さの管理が必要である。(3)エプロン端部をすりつけ形状とすることにより除雪作業に伴う損傷の抑制効果が期待できる。 |
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