作成年度 | 2013年度 |
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論文名 | 港湾の水中構造物に近づく海氷下面計測手法について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第24回海洋工学シンポジウム |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2014/03/13 ~ 2014/03/14 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒地機械技術チーム | 岸 寛人(KISHI Norihito) |
寒地機械技術チーム | 山口 和哉(YAMAGUCHI Kazuya) |
北海道開発局 | 五十嵐 匡(IGARASHI Tadashi) |
東京大学 生産技術研究所 | 浅田 昭(ASADA Akira) |
抄録 |
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寒冷海域においては、近年の気候変動により海氷が減少することで、海氷の移動速度の増加や運動の活発化に影響を与え、港湾の水中構造物の劣化を促進させることが懸念されている。水中構造物と海氷の接触や衝突による劣化や損傷を評価するには、風や水流などの流体力が海氷塊を通じて施設に及ぼす力を推定する必要があるが、この流体力は海氷下面の凹凸形状等に支配される。よって、海氷の衝突等が水中構造物に与える影響を詳細に分析するためには、その立体的な形状や挙動の把握が必要である。そこで海氷の下面形状および挙動を効率的に計測する方法として、海底付近にマルチビームソーナーを上向きに設置し、パンチルト装置を用いて一定速度で回転させることで海面を計測する装置を作成した。平成25年2月、北海道斜里町ウトロ漁港にて海氷下面計測試験を行い、港内を浮遊する海氷の形状、移動距離、速度等を把握できることを確認した。 |
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