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発表 防雪林の防雪機能調査に関する風洞実験

作成年度 2016年度
論文名 防雪林の防雪機能調査に関する風洞実験
論文名(和訳)
論文副題
発表会 2017ふゆトピア・フェアin函館 第29回ふゆトピア研究発表会
誌名(No./号数)
発表年月日 2017/01/27
所属研究室/機関名 著者名(英名)
寒地機械技術チーム幸田 勝(KODA Masaru)
北海道開発局山﨑貴志(YAMAZAKI Takashi)
寒地機械技術チーム住田 則行(SUMITA Noriyuki)
技術開発調整監太田 広(OOTA Hiroshi)
抄録
 防雪林は樹木の生長に応じて間引きが必要であるが、間引きにより一時的に防雪機能は低下する。冬期道路交通環境を維持する上で防雪機能の低下をできるだけ抑えた間引きは重要であり、そのためには間引きと防雪機能の関係を把握する必要がある。しかし、その関係は未だ定量的には明らかになっていない。 そこで、防雪林の間引きの有無、樹高、枝下高の違い、間引きパターンの違い(千鳥間引き・列間引き)及び風向変化が防雪機能に与える影響を把握することを目的に、模型防雪林を用いた風洞実験による調査を行った。その結果、樹高や樹冠の大きさに比べて枝下高の影響が大きく、枝下高が低いほど防雪機能が高いことがわかった。また、間引きにより防雪機能が低下することや間引きの違いにより風向変化に対する防雪機能の変動の傾向に違いがあることがわかった。 今後、下枝の枯れ上がりがある防雪林の再現模型を用いた風洞実験により、詳細な調査を行うとともに、防雪機能低下を軽減する対策について検討する予定である。
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