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発表 2016年台風10号による北海道日勝峠周辺の道路災害の事例報告

作成年度 2017年度
論文名 2016年台風10号による北海道日勝峠周辺の道路災害の事例報告
論文名(和訳)
論文副題
発表会 土木学会第72回年次学術講演会
誌名(No./号数)
発表年月日 2017/09/12 ~ 2017/09/14
所属研究室/機関名 著者名(英名)
地質研究監伊東 佳彦(ITO Yoshihiko)
防災地質チーム倉橋 稔幸(KURAHASHI Toshiyuki)
防災地質チーム角田 富士夫(TUNODA Fujio)
防災地質チーム山崎 秀策(YAMAZAKI Shusaku)
抄録
2016年8月、台風10号に伴う豪雨により北海道の一般国道274号(日勝峠周辺)は大きな被害を受けた。防災・減災を目的として、著者らはおもな災害箇所を調査し、以下の類型毎に特徴を整理した。1)土石流等による道路と渓流の交差部における被害、2)土石流・土砂流等が道路面を流れたことによる道路法面等の被害、3)道路法面小段排水路からの溢水等による被害、4)河川の側方浸食等による道路側部の浸食に伴う崩壊、5)含水比上昇等による道路法面等の被害。事例が多かったのは類型1)、2)である。類型2)による被害拡大を防ぐために、道路面を流れる土石流等を合理的に制御することが重要と考える。
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