作成年度 | 2017年度 |
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論文名 | 振動流場における稚ナマコの行動に関する実験的研究 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 日本プランクトン学会・日本ベントス学会合同大会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2017/09/03 ~ 2017/09/04 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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水産土木チーム | 大橋 正臣(OHASHI Masami) |
水産土木チーム | 牧田 佳巳(MAKITA Yoshimi) |
水産土木チーム | 梶原 瑠美子(KAJIHARA Rumiko) |
水産土木チーム | 伊藤 敏朗(ITOU Toshiaki) |
寒冷沿岸域チーム | 長谷一矢(HASE Kazuya) |
抄録 |
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一般に漁港内は構造物により静穏域である。しかし、荒天時(時化時)は、波浪特性は地域により異なるものの、港口からの進入波により静穏度が低下することがある。稚ナマコのみならず様々な水産生物にとって、波浪やそれによる流速、これらに伴う流体力は、水産生物の行動を制限する要因の一つと考えられる。このため時化時において、これらの生物は逃避行動をとるが、逃避場所として岩陰や人口構造物などは凹凸により局所的に流速が遅くなることで隠れ場機能を有すると考えられる。これら漁港内の生息環境を把握することは、漁港泊地を利用した稚ナマコ放流を行う上での基礎資料と成り得ると考えられる。このことから本研究では、振動流に対する隠れ場や稚ナマコ行動特性に関する実験を行ったものである。 |
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