作成年度 | 2018年度 |
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論文名 | 画像解析による河川堤防の植被率判定手法の基礎的検討 -NDVIによる植被率判定手法の提案- |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 土木学会北海道支部 平成30年度 年次技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2019/01/26 ~ 2019/01/27 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒地技術推進室 | 井谷 雅司(Masashi Itani) |
寒地技術推進室 | 佐藤 嘉昭(Yoshiaki Sato) |
水環境保全チーム | 谷瀬 敦(Atsushi Tanise) |
抄録 |
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河川堤防は土堤が原則であるため,降雨及び流水等による侵食又は崩れに対して安全となるように芝等の植生によって覆われる.そのため,堤防の耐侵食性等の評価には芝等の植生評価が重要となる.芝等で覆われた法面の植生の評価法には、ベーン式根系強度計による根系強度の測定,根毛量の測定など様々な手法があるが,代表的で簡易なものとして植被率の測定があげられる. 植被率は単位面積当たりにおいて植生が地表面を占める面積の割合であり,目視観察により求めるのが一般的である.しかし,目視観測による植被率の測定は,簡便である一方,測定が観測者の主観に頼ることとなり,熟練度が必要な方法である.よって,人的誤差が発生しやすい測定法ともいえる. 農業分野では近赤外線カメラを用いた植被率の推定から追肥料管理を推奨している例などもある.そのため,筆者らは観測者の主観や熟練度に頼らない定量的で客観的に河川堤防の植被率を算定するための手法として,画像解析により算定する方法について検討を行ったので報告する. |
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