作成年度 | 2018年度 |
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論文名 | 塩水性底層貧酸素改善に関する研究 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名(No./号数) | 寒地土木研究所月報 第788号 |
発表年月日 | 2019/01/04 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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水環境保全チーム | 杉原 幸樹(SUGIHARA Koki) |
水環境保全チーム | 村山 雅昭(MURAYAMA Masaaki) |
抄録 |
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塩淡二層汽水湖の網走湖において、塩水層の貧酸素改善を目的に気液溶解装置(WEP)による酸 素供給時の水質変化について実水域で実験的な検討を行った。現地で貧酸素水塊を採取し、循環水槽 でWEPによる酸素供給を行った結果、純酸素を吸気した場合に溶存酸素を約40mg/Lまで溶解可能で あった。 現地の貧酸素水塊には毒性物質である硫化水素が130mg/Lの高濃度で蓄積しており、酸素供給に よって水中の硫化水素を固体硫黄へ酸化させる反応が優先して、硫化水素を無害化可能であることが 明らかとなった。また、硫化水素を完全に酸化させた水を底泥と接触させることで、水中のオルトリ ン酸が減少することを確認した。一方で数日間の酸素供給ではアンモニウム態窒素に影響しないこと が分かった。 |
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