作成年度 | 2018年度 |
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論文名 | 水路幅の部分拡幅に伴う砂州形状の変化 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 水工学講演会 |
誌名(No./号数) | 土木学会論文集(水工学) |
発表年月日 | 2018/11/18 ~ 2018/11/20 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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水環境保全チーム | 片岡 朋子(KATAOKA Tomoko) |
水環境保全チーム | 布川 雅典(NUNOKAWA Masanori) |
北海道開発局 | 矢野 雅昭(YANO Masanori ) |
寒地河川チーム | 井上 卓也(INOUE Takuya) |
寒地河川チーム | 山口 里美(YAMAGUCHI Satomi) |
北見工業大学 | 渡邊 康玄(WATANABE Yasuharu) |
抄録 |
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魚類の産卵生息場として,流速が遅く水深が深いalcove と呼ばれる地形がある.本研究では,中規模河床形態の単列砂州領域の河道において,川幅の部分拡幅によって単列砂州発生領域における河道内の砂州の変化を知ることを目的に,移動床による水路実験を実施した.そして,形成された河床地形の平面二次元流況解析による水深および流速の分布から,alcove 形状形成の有無を確認した.その結果,拡幅により強制砂州が形成され,それに侵入する自由砂州の移動速度が遅くなることが示された.しかし,水路幅に対する拡幅延長が5 倍程度では,自由砂州の移動速度は強制砂州の影響を受けなかった.また,水路幅に対する拡幅延長が10 倍程度では,流量低下後にalcove 地形が形成されることが示唆された. |
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