作成年度 | 2019年度 |
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論文名 | 北海道胆振東部地震により発生した岩盤すべりの分布と分類:高解像度DEMによる地形判読と現地踏査結果 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 日本応用地質学会 令和元年度 研究発表会 |
誌名(No./号数) | 日本応用地質学会令和元年度研究発表会講演論文集 |
発表年月日 | 2019/10/24 ~ 2019/10/25 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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防災地質チーム | 山崎 秀策(YAMAZAKI Shusaku) |
名誉研究監 | 伊東 佳彦(ITO Yoshihiko) |
水環境保全チーム | 西原 照雅(NISHIHARA Terumasa) |
防災地質チーム | 倉橋 稔幸(KURAHASHI Toshiyuki) |
抄録 |
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2018年9月に発生した北海道胆振東部地震では、震央北方を中心に8000カ所を超える斜面で地すべり崩壊が発生したとされているが、震央周辺の丘陵部における斜面災害の全容は未だに把握されていない。本報告では、震発生直後に実施された航空レーザー測量により作成された地上解像度50cmのDEMを元に、震央部周辺の陰影起伏図を作成し地形判読を行った。結果として、斜面崩壊の大部分を占めるテフラ層の崩壊とは様相が異なり、基盤岩の堆積岩層が岩盤すべりを起こしたと考えられる地すべり地形が震央部付近に200カ所程度判読された。判読結果を確認した数カ所の岩盤すべりはすべて流れ盤構造で発生したものであった。また、既存地質図幅から推定した基盤岩類の傾斜方位と岩盤すべり斜面の平均傾斜方位の関係、震央距離と岩盤すべりの発生密度の関係についての解析結果についても報告を行う。 |
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