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発表 急流河川における低水護岸背後の高水敷侵食特性に関する水理模型実験

作成年度 2019年度
論文名 急流河川における低水護岸背後の高水敷侵食特性に関する水理模型実験
論文名(和訳)
論文副題
発表会 第64回水工学講演会
誌名(No./号数) 土木学会論文集第75巻第2号/水工学論文集第64巻
発表年月日 2019/11/04 ~ 2019/11/06
所属研究室/機関名 著者名(英名)
寒地河川チーム山口 里実(YAMAGUCHI Satomi)
北海道大学久加 朋子(KYUKA Tomoko)
北海道大学岡部 和憲(OKABE Kazunori)
北海道開発局帯広開発建設部桑村 貴志(KUWAMURA Takashi)
抄録
急流河川において低水護岸背後の高水敷の侵食現象を把握することは堤防侵食防護の観点からも重要である.本研究では,低水護岸背後の侵食特性を明らかにするために,急流河川である音更川の侵食事例を検証するとともに,水理模型実験を実施した.音更川で見られた高水敷侵食は,低水路内の砂州や湾曲した流路の影響を受けて生じた可能性が示唆された.また,水理模型実験では,砂州による湾曲流を低水路内に発生させた上で,その水衝部付近で生じる低水護岸背後の侵食過程を観察した.その結果,水衝部の上流側と下流側の2箇所で洗掘が進行する過程や横断方向に侵食域が拡大する過程がみられ,低水路内の湾曲流に関連した高水敷の侵食特性が示された.
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