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発表 橋脚部における実氷を用いたアイスジャム氾濫実験

作成年度 2019年度
論文名 橋脚部における実氷を用いたアイスジャム氾濫実験
論文名(和訳)
論文副題
発表会 第64回水工学講演会
誌名(No./号数) 土木学会論文集B1(水工学)Vol.75(2019)
発表年月日 2019/11/03 ~ 2019/11/05
所属研究室/機関名 著者名(英名)
北見工業大学小池 太郎(KOIKE Taro)
北見工業大学吉川 泰弘(YOSHIKAWA Yasuhiro)
寒地河川チーム横山 洋(YOKOYAMA Hiroshi)
抄録
橋脚部におけるアイスジャム現象の解明を目的に,低水路と高水敷を設けた複断面水路を用いた実験を実施した.実験に用いた氷模型は,ポリプロピレンおよび実氷を用いた.本実験結果から以下のことが分かった.(1) アイスジャムにより氷模型の速度は減少し氷模型枚数は増加する.(2) アイスジャムにより氷模型は橋脚を迂回して高水敷へと流れて下流の低水路へと流下する. (3) アイスジャム発生後に,上流で氾濫が始まり,その後下流へと氾濫が始まる.(4) 氾濫速度は,流量が大きいほど速い.上流では氾濫速度はゼロに近づき,氾濫範囲は一定値となる.(5) アイスジャム発生地点の上流では水位が上昇し,直下流では水位が下降する.アイスジャム決壊後の直下流では水位が急激に上昇する.
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