作成年度 | 2020年度 |
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論文名 | 解像度の異なるNDVI画像を用いた崩壊地面積の評価 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名(No./号数) | 寒地土木研究所月報 第805号 |
発表年月日 | 2020/05/10 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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水環境保全チーム(現 防災科学技術研究所水・土砂防災研究部門特別研究員) | 秋田 寛己(AKITA Hiromi) |
水環境保全チーム | 水垣 滋(MIZUGAKI Shigeru) |
水環境保全チーム | 村上 泰啓(MURAKAMI Yasuhiro) |
抄録 |
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衛星画像の解像度の違いが崩壊地面積の抽出結果に及ぼす影響を明らかにするため、NDVI値を用いた崩壊地抽出手法を構築し、2016年台風10号で斜面崩壊が多発した沙流川水系パンケヌーシ川流域を対象に、解像度の異なる2種類の衛星画像を用いて崩壊地面積を推定した。解像度10 mのSentinel-2画像は、小規模な崩壊地の面積を大きく抽出する傾向があるが、大規模な崩壊地をよくとらえていた。解像度2.5 mWorldView-2画像は、個々の崩壊地の面積を小さく抽出する傾向があり、大規模な崩壊地でも同様であった。流域全体の崩壊総面積は、Sentinel-2画像では写真判読結果に対して17%大きく、WorldView-2画像では過小(-51%)であったNDVI値による崩壊地抽出手法では、高解像度画像を用いた場合に崩壊地内の小規模な植生分布も判別できるため、崩壊地面積の過小評価につながった可能性がある。 |
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