作成年度 | 2001年度 |
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論文名 | 成分分離に基づく貯留関数法の適用 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 平成13年度技術研究発表会/第45回北海道開発局技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2002/02/19 ~ 2002/02/21 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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河川研究室 | 園山 裕士(SONOYAMA Hiroshi) |
環境研究室 | 中津川 誠(NAKATSUGAWA Makoto) |
河川研究室 | 渡邊 康玄(WATANABE Yasuharu) |
抄録 |
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貯留関数法に損失機構を考慮することで、事前に有効雨量の算出を必要としない客観性に優れたモデルが提案されている。しかしながら、損失機構を持つ1段タンク型貯留関数モデルを数多くの洪水例に適用した結果、ピーク流量の再現性が悪い解析例が数多く見られた。とくに、釧路川やオホーツク海側の河川流域でその傾向が顕著である。その理由として、これらの流域では火山灰土壌が広く分布しているために浸透性が高く、地下水流出成分が卓越していることが考えられる。 本報告では、上述した洪水事例における問題点を解決するために、損失機構を持つ1段タンク型貯留関数モデルに地下水流出成分を追加した2段タンク型貯留関数モデルを導入した。この時、既往洪水データに適用しその再現性について検討する。 |
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