| 作成年度 | 2001年度 |
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| 論文名 | 重力式岸壁における耐震設計法の高度化 |
| 論文名(和訳) | |
| 論文副題 | |
| 発表会 | 平成13年度港湾空港技術シンポジウム(土質・構造部門) |
| 誌名(No./号数) | |
| 発表年月日 | 2001/11/19 |
| 所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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| 港湾研究室 | 先川 光弘(SAKIKAWA Mitsuhiro) |
| 北海道開発局港湾空港部 | 上田 裕章(UEDA Hiroaki) |
| 抄録 |
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| 北海道では1993年から1994年にかけて3度も大規模地震が発生した。地震後の重力式岸壁における調査の結果、背後地盤が液状化した岸壁では岸壁本体に大きな被害が見られた反面、液状化対策を実施した岸壁では被害が最小限に抑えられ、港湾機能が保持されたという貴重な事例も見受けられた。上記被害特性と共に実施した振動台模型実験から、①液状化対策は埋立地盤のみならず岸壁(ケーソン)の安定性にも寄与していること、②液状化対策の効果を耐震設計において的確に評価できれば、液状化対策を施した岸壁をより合理的に、そして経済的にできる可能性があることが明らかになった。このため、液状化対策有無別の地震時挙動を、釧路港において2001年4月より実規模で観測を行っており、これまでの検討内容、現地実証実験の概要及び現在までに取得したデータについて若干の考察を行った。 |
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