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発表 FRPシート曲げ補強RC梁の耐荷性状に与えるシート材料特性の影響

作成年度 2001年度
論文名 FRPシート曲げ補強RC梁の耐荷性状に与えるシート材料特性の影響
論文名(和訳)
論文副題
発表会 平成13年度土木学会北海道支部年次技術研究発表会
誌名(No./号数)
発表年月日 2002/01/28 ~ 2002/01/29
所属研究室/機関名 著者名(英名)
室蘭工業大学岸 徳光(KISHI Norimitsu)
三井建設三上 浩(MIKAMI Hiroshi)
材料研究室田口 史雄(TAGUCHI Fumio)
室蘭工業大学一瀬 将吾(ICHINOSE Syogo)
抄録
本研究では、各種FRPシート曲げ補強RC梁の耐荷性状に与えるシート材料特性の影響を検討することを目的として、材料特性の異なる4種類のFRPシートを用いて曲げ補強したRC梁の静載荷実験を行なった。本実験により得られた結論は以下の通りである。①FRPシート曲げ補強RC梁の最大荷重や最大荷重時変位はFRPシートの弾性係数が大きいほど低下する傾向にある。また、ひびわれ発生位置に応力が集中しやすく、結果的に早期にシート剥離やシート破断を生じる可能性がある。②弾性係数の最も小さいATを用いる場合には、発生引張力比がAKを用いた場合に比較して小さい値を示すことにより、ATを用いる場合にはAKを用いる場合に比較してシートの有する引張耐力が効率的に発揮されていないと云える。
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