| 作成年度 | 2001年度 |
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| 論文名 | 凍結防止剤によるコンクリートスケーリングに及ぼす養生・乾燥の影響 |
| 論文名(和訳) | |
| 論文副題 | |
| 発表会 | 第58回土木学会北海道支部大会 |
| 誌名(No./号数) | |
| 発表年月日 | 2002/01/28 ~ 2002/01/29 |
| 所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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| 材料研究室 | 遠藤 裕丈(ENDOH Hirotake) |
| 材料研究室 | 田口 史雄(TAGUCHI Fumio) |
| 材料研究室 | 嶋田 久俊(SHIMADA Hisatoshi) |
| 抄録 |
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| 冬期間、積雪寒冷地の路面に散布される塩化物系の凍結防止剤は、コンクリートの表面剥離を促進させる。凍害は、配合や材料品質に影響されるが、構造物がおかれる環境条件(養生、湿気、乾燥)も影響する。しかし、凍結防止剤による表面剥離に及ぼす環境条件の影響が検討された例は多くない。本研究では、凍結融解作用を受ける前の環境条件が表面剥離に及ぼす影響と検討し、以下の知見を得た。(1)淡水とNaClの劣化挙動は、乾燥・養生度合で異なる。(2)乾燥を受けないコンクリートがNaClによる凍結融解を受けると、組織が緻密でも部分的に損傷する。(3)乾燥度が高いコンクリートが淡水による凍結融解を受けると、組織密実性が低いとやや多く剥離する。NaClによる凍結融解を受けると、試験直後は広範に薄く剥離するが、その後は比較的安定する。 |
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