作成年度 | 2001年度 |
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論文名 | エゾバフンウニ8腕後期幼生の変態に及ぼす流れの影響 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 平成13年度日本水産学会春季大会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2001/04/01 ~ 2001/04/05 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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水産庁北海道区水産研究所 | 町田 裕二(MACHIDA Yuji) |
水産土木研究室 | 坪田 幸雄(TSUBOTA Yukio) |
抄録 |
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近年、ウニ類幼生の着底変態に及ぼす要因のいくつかが解明され、岩礁域の生態研究面でその応用が期待されている。しかし、波浪などの流動環境がウニ幼生の着底変態に及ぼす影響についてはほとんど知られていない。本実験では、任意波形振動流水槽を用いて、流れがウニ幼生の着底変態に及ぼす影響について検討した。その結果、次のことが明らかとなった。①ウニ幼生のアワビモ波板への着生数は、水槽底面に設置した波板で最も多く、配置方向では波板の稜線が流れ平行な方(平行区)が直行するもの(直行区)より多かった。②波板状での変態状況は、完全に稚ウニに変態を完了したものから幼生のままのものまで認められた。③波板状で稚ウニへ変態した割合(稚ウニ率)は、波板の設置高さで差はないものの、配置方向では平行区が直行区より高かった。④稚ウニ率は、波板の設置高さで最大値で48%、静水中で86%となり、振動流中で稚ウニ率は大きく低下した。 |
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