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発表 道路盛土の地震時安定に関する動的遠心模型実験

作成年度 2001年度
論文名 道路盛土の地震時安定に関する動的遠心模型実験
論文名(和訳)
論文副題
発表会 第26回地震工学研究発表会
誌名(No./号数)
発表年月日 2001/08/01 ~ 2001/08/03
所属研究室/機関名 著者名(英名)
土質基礎研究室江川 拓也(EGAWA Takuya)
土質基礎研究室西川 純一(NISHIKAWA Jun’ichi)
土質基礎研究室林 宏親(HAYASHI Hirochika)
抄録
1990年代に北海道において3つの地震により盛土構造物が大きく崩壊した。これまでに、盛土内に浸透水が存在する場合の地震時崩壊機構として、過剰間隙水圧の発生による有効応力の低下が支配的であることを明らかにしている。小文では、浸透水が存在する盛土を対象とした動的遠心模型実験結果から、道路盛土の地震時安定性の評価について検討を行った。その結果、地震時の盛土内に発生する最大過剰間隙水圧と最大加速度を低減させた水平震度を同時に考慮したすべり安定計算により盛土の地震時安定性は評価可能であると考えられた。また、盛土内における過剰間隙水圧の発生は、最大加速度の0.38~0.57倍を水平震度として求めた液状化抵抗率から予測すると実測値とよく対応することがわかった。
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