作成年度 | 2001年度 |
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論文名 | 表面遮水ゴムシート型貯留池基盤に用いる固化改良土の凍結融解抵抗性 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 地盤工学会土の凍結と室内凍上試験方法に関するシンポジウム |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2001/10/05 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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土壌保全研究室 | 小野寺 康浩(ONODERA Yasuhiro) |
農業土木研究室 | 秀島 好昭(HIDESHIMA Yoshiaki) |
農業土木研究室 | 宮川 真(MIYAKAWA Makoto) |
抄録 |
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積雪寒冷地に造成される表面遮水ゴムシート型貯留池の設計・施工においては、耐久性および安定性確保のため、凍結融解の影響を考慮した基盤造成工の検討が必要である。北海道では、これまでに家畜糞尿・澱粉廃液用として表面遮水型の農業用ラグーンが用いられており、これらの多くは原地盤堀込み型、半堀込み型(切土と盛土の併用)で造成されている。以前の造成では、比較的薄層にて締め固めた土槽や切土地盤をそのまま基盤としているものが多く、固化処理によって凍結融解抵抗性を高めた事例は少ない。本論では、貯留池改修段階に現地発生した旧基盤土を母材とした高炉セメント処理土の、養生条件の違いによる凍結融解後の力学的性質などを検討した。その結果、固化材として高炉セメントB種を用いて締め固めた処理土は、凍結融解や凍上に対する抵抗性が高く、寒冷地におけるラグーン等の表面遮水型貯留池の基盤に適するものの一つであることが判明した。 |
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