作成年度 | 2001年度 |
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論文名 | 北海道の農業用ダムにおける堆砂土の特徴 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 理化学性について |
発表会 | 農業土木学会北海道支部第50回研究発表会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2001/10/09 ~ 2001/10/10 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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土壌保全研究室 | 横濱 充宏(YOKOHAMA Mitsuhiro) |
土壌保全研究室 | 小野寺 康浩(ONODERA Yasuhiro) |
農業土木研究室 | 大野 隆(ONO Takashi) |
地質研究室 | 伊東 佳彦(ITO Yosihiko) |
農林水産省九州農政局 | 河野 剛士(KAWANO Takeshi) |
札幌開発建設部 | 田鹿 秀則(TAJIKA Hidenori) |
抄録 |
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北海道の農業用ダムの理化学性について検討した。結果は以下に要約される。①一般に、客土材は被客土農耕地近隣の山土が掘削利用されることが多いが、ダムの堆砂は貯水敷内の地山土より肥沃で、農耕地土壌としての適性がより高く、客土材としてより優れていると評価できた。②中~細粒質の堆砂土は肥沃度が高く、客土材としての適性が優れていたが、粗粒質の堆砂土はやや肥沃度が低かった。③堆砂土は土性が細粒質ないし粗粒質の極端なものが多く、客土材として利用する場合は被客土農耕地作土の土性を勘案して、客土後作土の物理性が悪化しないよう、客土利用する堆砂土の土性や客土量を決定することが重要である。④堆砂土はNが不足していたり、微量要素の含有量が適正でなかったりする場合もあるが、被客土農耕地作土の化学性分析を基に客土量や肥料投入量の決定を行えば問題ない。 |
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