作成年度 | 2001年度 |
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論文名 | 乳牛糞尿バイオガスプラントでのエネルギー生産 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 農業土木学会誌 第69巻第12号 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2001/12/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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土壌保全研究室 | 岡本 隆(OKAMOTO Takashi) |
土壌保全研究室 | 石渡 輝夫(ISHIWATA Teruo) |
土壌保全研究室 | 石田 哲也(ISHIDA Tetsuya) |
北海道大学大学院農業研究科 | 松田 従三(MATSUDA Juzo) |
コーンズAG | 福尾 克也(FUKUO Katsuya) |
抄録 |
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北海道江別市の搾乳牛約200頭の酪農家のバイオガスプラントで糞尿の性状変化とエネルギー収支を観測した。①発酵槽の温度は冬場で32-33℃に低下した期間以外は37-38℃に維持された。②発行に伴い、揮発性脂肪酸(VFA)、灼熱損失及び乾物率は低下し、pHは上昇した。③消化液の平均値はpH:7.6、乾物率5.2%、有機物含量3.9%、VFA:600mgL-1であった。④バイオガス中のメタンガス濃度は冬場に低下したが、それ以外は58-60%であった。⑤軽油併給コジェネレータに供給された全エネルギーに占める軽油の割合は10-60%で、平均19%であった。⑥全発電量はバイオガスプラントでの消費電力量の9倍であった。⑦11月中旬から3月末までの冬季で、37万2千MJの軽油を消費し、これと消費電力量をさらに20万7千MJ上回る余剰電力量が得られた。⑧以上より、北海道の寒冷な冬期間で比較的小規模なバイオガスプラントにおいても、稼動のための投入エネルギーを上回るエネルギーが得られることが明らかとなった。 |
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