| 作成年度 | 2001年度 |
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| 論文名 | スマート札幌ゆき情報実験について(第1報) |
| 論文名(和訳) | |
| 論文副題 | -2000/2001冬期のマイカー通勤者モニター実験の結果から- |
| 発表会 | 日本道路会議(第24回) |
| 誌名(No./号数) | |
| 発表年月日 | 2001/10/01 |
| 所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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| 防災雪氷研究室 | 加治屋 安彦(KAJIYA Yasuhiko) |
| 防災雪氷研究室 | 松澤 勝(MATSUZAWA Masaru) |
| 防災雪氷研究室 | 山際 祐司(YAMAGIWA Yuji) |
| (財)日本気象協会北海道支社 | 金田 安弘(KANEDA Toshiaki) |
| 抄録 |
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| 「スマート札幌ゆき情報実験」では、マイカーで通勤する市民に対して気象情報や路面情報を提供することで、公共交通への転換などを促し、気象条件に応じた交通需要マネジメントにより冬期の渋滞緩和を図る可能性について検討した。電子メールの受信可能な携帯電話を有するモニターに1日2回道路気象情報を提供するとともに、後日アンケートで交通行動の変化について検証した。実験の結果、1)前夜から早朝までの降雪量が約10cm以上の時に、出発時刻を変更し時差出勤するモニターが多い、2)降雪量が20cm以上に達すると、マイカーから公共交通に変えるモニターが多くなる、3)非常に滑りやすい路面の出現が継続すると、通勤パターンを変えるモニターが多くなることが分かった。また、68%のモニターが提供された情報がマイカー通勤の参考になると回答し、その理由として“情報を参考に通常より早く出発できた(43%)”“情報により路面凍結に注意を払えた(46%)”“情報により精神的に余裕を持てた(60%)”などを挙げた。 |
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