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発表 冬期道路とヒューマン・ファクターに関する研究

作成年度 2001年度
論文名 冬期道路とヒューマン・ファクターに関する研究
論文名(和訳)
論文副題 吹雪による視程障害時のドライバーの運転挙動
発表会 SIRWEC国際道路気象会議(第11回)
誌名(No./号数)
発表年月日 2002/01/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
防災雪氷研究室金子 学(KANEKO Manabu)
防災雪氷研究室加治屋 安彦(KAJIYA Yasuhiko)
防災雪氷研究室松澤 勝(MATSUZAWA Masaru)
日本気象協会北海道支社丹治 和博(TANJI Kazuhiro)
抄録
積雪寒冷地の冬期道路は非常に厳しい運転環境となっており、特に、吹雪等の視程障害環境下では視認できる目標物が乏しいため、前走車両のテールランプを目標に追従走行する状況が多く見られる。このような場合、前走車両の減速や停止に迅速かつ適切に対応する必要があることから、事故の発生にはドライバーの運転挙動が大きく関与すると考えられる。このため、供用道路において吹雪時の被験者運転挙動実験を行なった。その結果、視程の低下に伴って走行速度が低下する他、加減速等の車両挙動の変動や、ハンドル操作の変動が増大する傾向にあることがわかった。また、厳しい視程障害の下では視程の変動等、状況変化に伴うブレーキ操作も見られた。 この他、過去に行なった高齢ドライバーの運転挙動実験結果を今回の実験結果と比較したところ、完全に同一条件の比較ではないものの、高齢ドライバーの場合には更に不安定な運転挙動となるものと考えられた。
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