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発表 富栄養化傾向にある旧川水質の空間分布

作成年度 2002年度
論文名 富栄養化傾向にある旧川水質の空間分布
論文名(和訳) SPATIAL DISTRIBUTION OF WATER QUALITY COMPONENTS IN A EUTROPHIC OXBOW RIVER
論文副題
発表会 2002年度・河川技術に関するシンポジウム -新しい河川整備・管理の理念とそれを支援する河川技術に関するシンポジウム-(河川技術論文集Vol.8)
誌名(No./号数)
発表年月日 2002/06/13 ~ 2002/06/14
所属研究室/機関名 著者名(英名)
環境研究室(依頼研修員)加藤 晃司(KATO Koji)
環境研究室中津川 誠(NAKATSUGAWA Makoto)
前環境研究室(石建)太田 陽子(OTA Yoko)
抄録
石狩川のショートカットによって形成された旧川中の最大のものが茨戸川である。茨戸川では洪水調節や漁業、レクリエーションや水辺環境の保全といった多方面での機能が期待される一方、流れが停滞することや、周辺都市域からの汚濁負荷の流入で水質の悪化が問題となってきた。近年は下水道整備などの対策が実を結び、有機汚濁等に改善はみられているものの、依然として富栄養化傾向にある水質をはじめ、水環境の改善が望まれている。富栄養化傾向にある水環境を改善するためには、それを象徴する藍藻類がどのような状況で発生するのか、また、連続した時間・空間においてどのように変化・分布するのかを把握する必要がある。そこで、本報告では既往の調査結果や係留観測から水質の連続した時間変化を把握し、船舶からの曳航観測、およびリモートセンシング技術の活用から水質の空間分布を広域にわたって把握した。得られた結果より、水温、懸濁物質、栄養塩などと植物プランクトン(クロロフィルa)の因果関係を把握することにより、富栄養化傾向にある水質の実態解明を目指した。
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