国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

論文・刊行物検索

詳細情報

発表 Nearest-Neighbor法による大河川の洪水予測について

作成年度 2002年度
論文名 Nearest-Neighbor法による大河川の洪水予測について
論文名(和訳) FLOOD FORECASTING IN LARGE RIVER BY NEAREST-NEIGHBOR METHOD
論文副題
発表会 2002年度・第8回河川技術に関するシンポジウム 新しい河川整備・管理の理念とそれを支援する河川技術に関するシンポジウム
誌名(No./号数) 河川技術論文集Vol.8
発表年月日 2002/06/13 ~ 2002/06/14
所属研究室/機関名 著者名(英名)
環境研究室満倉 真(MITSUKURA Makoto)
環境研究室貞本 均(SADAMOTO Hitoshi)
環境研究室中津川 誠(NAKATSUGAWA Makoto)
抄録
石狩川では平成13年9月に、流出量において観測史上3番目となる規模の洪水に見舞われた。この際の流域の総降水量は約170mm(9/9~9/13)、基準点の石狩大橋地点(12、696。7km2)のピーク流量は6、600m3/sに達したと報告1)されている。大河川のとくに大規模な洪水の際には、上流の水位情報をみて、経験的に下流を予想するというのが自然である。すなわち、直感的なパターン認識をおこなっているともいえる。 そこで、上記の洪水事例に水位予測に統計学やパターン認識の分野で知られているNearest-Neighbor法を適用し、12時間先までの長いリードタイムでの予測を試みた。その結果、過去のデータベースを活かしたシンプルな手法にもかかわらず、短い演算時間で大河川のリードタイムの長い水位予測に十分適用できることが確認できた。
本文表示
このサイトで提供される情報には、PDFファイルが使われています。PDFファイルをご覧頂くにはAdobeReaderが必要です、「Get AdobeReader」をクリックしてダウンロードしてください。 AdobeReaderダウンロード
ページの先頭へ

この画面を閉じる

© 2023 Civil Engineering Research Institute for Cold Region, All rights reserved.