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発表 積雪寒冷地における歩行者転倒事故実態及び歩行空間確保対策に関する調査研究

作成年度 2002年度
論文名 積雪寒冷地における歩行者転倒事故実態及び歩行空間確保対策に関する調査研究
論文名(和訳)
論文副題
発表会 ゆきみらい2003
誌名(No./号数)
発表年月日 2003/01/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
交通研究室徳永・ロベルト・アブラハム(TOKUNAGA・Roberuto・Aburahamu)
交通研究室仁平 陽一郎(NIHIRA Youichiro)
交通研究室林 華奈子(HAYASHI Kanako)
交通研究室浅野 基樹(ASANO Motoki)
抄録
本研究では、地域の地形的及び気象的特徴を踏まえた各都市における冬期歩行空間対策とその効果について自治体へのヒアリング及び住民へのアンケートにより調査を実施した。小樽市については、滑り止め材の散布及びロードヒーティングが主な対策手段として採用されており、これらの設置について一定の効果が見られた。一方、気象的特徴を有する旭川市では有意な傾向は認められなかった。しかしながら、転倒事故による救急搬送者数においては、小樽市及び旭川市とも減少傾向にあることが分かった。アンケート回答者による歩行中の転倒場所は、全体的に歩道が多く、小樽市の場合は坂道での転倒が多かった。旭川市の転倒事故による救急搬送者数は、降雪量、雪日数の少ない年に多くなっていた。冬期対策効果については、住民の満足度及び救急搬送者数による医療費から調べた。その結果、小樽・旭川両市民ともほぼ満足しているという結果が得られていたが、旭川市の方では若干満足度が低かった。
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