作成年度 | 2002年度 |
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論文名 | 「熱赤外線映像法による覆工コンクリート健全度評価(その1) |
論文名(和訳) | |
論文副題 | -コンクリート模型実験に基づく検討- |
発表会 | 平成14年度全国大会第57回年次学術講演会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2002/09/25 ~ 2002/09/27 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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構造研究室 | 池田 憲二(IKEDA Kenji) |
構造研究室 | 渡邊 一悟(WATANABE Kazunori) |
(株)ダイヤコンサルタント | 杉浦 高広(SUGIURA Takahiro) |
(株)ダイヤコンサルタント | 原 享(HARA Toru) |
抄録 |
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近年、トンネル内覆工などコンクリート片剥落事故が相次いで発生し大きな社会問題となり、これ以降、点検・調査等に用いる新技術の開発が行われている。その中でも熱赤外線映像法(サーモグラフィ)は、物体から放射される熱赤外線エネルギーを検出し、その表面温度を平面的に映像化することによって物体内部の状態や性質を調査する非破壊検査の一手法で、コンクリートの浮きや剥離などを検出する診断方法として注目されているが、温度変動の少ないトンネル内では人為的に加熱する必要がある。コンクリート表面を一様に加熱し自然冷却すると、健全部では熱が前後方向に伝達し表面温度が低下するが、剥離箇所では空気層の断熱効果により裏面への熱伝達が遮断され、健全部に比べ高温となり、この温度差を検知して剥離等の有無を判定できる。そこで、加熱時間やその方法、熱伝達時間と検出可能な剥離深さについて、模型実験による検証を行ったものである。 |
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