| 作成年度 | 2002年度 |
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| 論文名 | 切欠きを有する岩盤の遠心力場における崩落実験 |
| 論文名(和訳) | Sudden fall experiment in centrifugal force field of rock mass with notch |
| 論文副題 | |
| 発表会 | 第47回地盤工学シンポジウム |
| 誌名(No./号数) | |
| 発表年月日 | 2002/11/26 ~ 2002/11/27 |
| 所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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| 地質研究室 | 日下部 祐基(KUSAKABE Yuuki) |
| 構造研究室 | 池田 憲二(IKEDA Kenji) |
| 構造研究室 | 渡邊 一悟(WATANABE Kazunori) |
| 豊橋技術科学大学 | 三浦 均也(MIURA Kinya) |
| 抄録 |
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| 本研究で用いた試験装置は、岩盤の試験用に開発した大型の遠心力装置である。装置は、積雪寒冷地における大規模岩盤崩落の原因の一つである、亀裂進展の機構解明に関する実験を行うことを目的として製作した。遠心力装置は、半径3.5m、最大遠心加速度100g、最大容量250g-tonで、凍結・融解過程を長時間の遠心力載荷過程で再現できる。実施した一連の基礎的実験では、種々の大きさの切欠きを有する供試体を準備し、遠心力場で自重を作用させることによって、崩落に至るまでの岩盤の変形を観測すると同時に、破壊時の岩盤の運動を搭載型CCDカメラにより捉えた。破壊時の遠心加速度と遠心力の増大にともなう亀裂周辺のひずみの増加傾向を、極限つりあい法による安定計算およびFEMによる弾性解析と比較し、実験の妥当性と破壊のメカニズムを考察した。その結果、岩盤の破壊メカニズムがせん断応力ではなく、引張り応力に支配されていることなどが明らかになった。 |
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