国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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発表 Ice Scour Eventに関する実験データの学習と汎用化

作成年度 2002年度
論文名 Ice Scour Eventに関する実験データの学習と汎用化
論文名(和訳)
論文副題
発表会 第18回寒地技術シンポジウム
誌名(No./号数)
発表年月日 2002/11/25 ~ 2002/11/27
所属研究室/機関名 著者名(英名)
港湾研究室木岡 信治(KIOKA Shinji)
北海道大学大学院佐伯 浩(SAEKI Hiroshi)
抄録
Ice Scour Eventとは大規模氷塊の移動による海底地盤の掘削現象であり、パイプラインなど海底構造物の被害が報告されてきた。著者等が意図する最終目的は氷と海底構造物とが直接干渉しないような埋設深(掘削深;Scour depth)の推定手法である。それには理論的取り扱いが極めて困難なscour-curve(氷の掘削軌跡)を実験的に知る必要があり、それとすでに開発済みの力学モデル(Ice Scour Eventの数学モデル)を融合することにより、初めてこの目標が達成される。即ち、理論と実験的な手法を融合した手法であり、理論的手法のみでは困難な部分を実験データの情報を合理的に利用していることになる。本研究では、階層型ニューラルネットワークを用いて、Scour curveについての実験データの学習・汎用化を試みる手法を提案し、その有用性を検証する。また最後に、氷による掘削深推定のための手法を若干紹介した。
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