作成年度 | 2002年度 |
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論文名 | 塩化物水溶液による長期凍結融解作用を受けたコンクリートのスケーリング特性 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 土木学会論文集 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2003/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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材料研究室 | 遠藤 裕丈(ENDOH Hirotake) |
材料研究室 | 田口 史雄(TAGUCHI Fumio) |
材料研究室 | 嶋田 久俊(SHIMADA Hisatoshi) |
抄録 |
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コンクリート表面品質に着目し、塩化物水溶液によるASTM-C-672に準拠した凍結融解作用を長期にわたって受けた時のスケーリング特性を調べ、高いスケーリング抵抗性を得るために必要な品質条件について検討した。その結果、配合や試験面の部位によって長期凍結融解スケーリング挙動は異なることが明らかとなった。ASTM-C-666で規定されている「300」サイクルを準用し、既存の凍害による欠損深さの判定基準をもとに最適な水セメント比の範囲を考察したところ、普通ポルトランドセメントでは概ね35~50%、高炉セメントB種では概ね35~40%であった。さらに、水セメント比が極めて小さくなる場合は粗大モルタル塊の剥落による表面崩壊に対する照査が必要となる等、新たな知見も得られた。 |
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