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発表 釧路港藻場環境創出機能付き防波堤の堆積砂制御について

作成年度 2002年度
論文名 釧路港藻場環境創出機能付き防波堤の堆積砂制御について
論文名(和訳)
論文副題
発表会 平成14年度日本水産工学会学術講演会
誌名(No./号数)
発表年月日 2002/05/24 ~ 2002/05/26
所属研究室/機関名 著者名(英名)
水産土木研究室森 信幸(MORI Nobuyuki)
釧路開発建設部橋詰 知喜(HASHIZUME Tomoki)
水産工学研究所(前水産土木研究室)坪田 幸雄(TSUBOTA Yukio)
北海道開発局(前水産土木研究室)丸山 修治(MARUYAMA Syuji)
抄録
エコポートモデル事業に認定された釧路港西港区島防波堤は、防波堤背後に大規模盛土(エコグランド)を施工し藻場生息環境等の多様な生態系を創出することを目的としている。しかし、釧路港の底質は細粒分が多いため堆積砂が付着基質へ堆積し海藻類の成長に影響を及ぼすことが懸念された。  本報告では堆積砂の制御方法について以下の検討をした。①現地調査による盛土部における堆積砂速度の把握、②文献より海藻類に影響を及ぼす堆積砂厚の決定、③振動流発生装置による実験から堆積砂の払拭速度を把握、④海藻の生育阻害限界厚さ(0.3mm)に達するまでの所要日数と、島防波堤からの回折波による堆積砂払拭可能日数との関係。 検討の結果、海藻の生育阻害限界厚さ(0.3mm)に達するまでに17.6日~20日かかるが、その間に島防波堤先端からの回折波により払拭されるため海藻の成長に影響が少ないと判断された。
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