作成年度 | 2002年度 |
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論文名 | 様似漁港自然環境調和型構造物の付着動植物の推移 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 平成14年度日本水産工学会学術講演会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2002/05/24 ~ 2002/05/26 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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水産工学研究所(前水産土木研究室) | 坪田 幸雄(TSUBOTA Yukio) |
水産土木研究室 | 福田 光男(FUKUDA Mitsuo) |
抄録 |
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自然調和型構造物(以下構造物と言う)の藻場創出機能の継続性を調べることを目的として、様似漁港における護岸前面に配置した背後小段付き防波堤の施工後約5年間の枠取り調査結果を基に、周辺岩礁、背後小段およびこれと同一水深の消波工前面における付着動植物の推移を検討した。その結果、付着植物の種類数、湿質量、多様性、付着動物の個体数の面から見ると構造物が藻場創出機能を果たしているが、コンブ等の有用植物漁場としては周辺岩礁地帯には及ばないものと考えられた。また、付着動物の個体数による多様性の面からは構造物の優位性は明確ではなかった。構造物による藻場創出機能の継続性については、さらに長期的な視野で検討する必要がある。 |
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