| 作成年度 | 2002年度 |
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| 論文名 | 水中カメラを用いた波浪場におけるキタムラサキウニの観察 |
| 論文名(和訳) | |
| 論文副題 | |
| 発表会 | 第18回寒地技術シンポジウム |
| 誌名(No./号数) | |
| 発表年月日 | 2002/11/25 ~ 2002/11/27 |
| 所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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| 水産土木研究室 | 佐藤 朱美(SATOH Akemi) |
| 水産土木研究室 | 伊藤 敏郎(ITOH Toshiaki) |
| 水産土木研究室 | 森 信幸(MORI Nobuyuki) |
| 水産土木研究室 | 福田 光男(FUKUDA Mitsuo) |
| 抄録 |
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| 北海道の沿岸域ではコンブ等の藻場が形成されない磯焼け現象が発生している。磯焼けの発生要因は、コンブが発芽する冬季~春季の高水温と低栄養等が考えられている。また、発生した磯焼けの持続要因として、ウニ類などの藻食動物の高い摂食圧が考えられており、キタムラサキウニ(以下:ウニ)の生息密度が3個/㎡を越えると海藻の生育に影響を与えるとの報告がある。本研究では、約16日間継続的に多地点を自動観測できる水中カメラを用い実海域におけるウニの個体数と流速および水温との関係と、ウニの個体数と海藻の消長について検討を行った。その結果、ウニの個体数は流速が小さい範囲では変化が大きく、流速が大きくなるにつれて、個体数は減少し、流速が概ね50cm/sを越えると基質表面で個体は確認されなかった。水温が低いときウニの個体数の変化が大きい結果となった。ウニの出現個体数の増加ともに、海藻被度が減少した。 |
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