作成年度 | 2002年度 |
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論文名 | 道路トンネルにおける岩盤風化の影響調査とレーザ画像計測の利用法 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 日本応用地質学会北海道支部平成14年度研究発表会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2002/06/07 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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地質研究室 | 岡崎 健治(OKAZAKI Kenji) |
地質研究室 | 伊東 佳彦(ITO Yoshihiko) |
地質研究室 | 日下部 祐基(KUSAKABE Yuuki) |
住鉱コンサルタントKK | 森藤 勉(MORIFUJI Tsutomu) |
抄録 |
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道路トンネルの覆工コンクリート表面にみられるクラックなどの変状については、構造物の耐久性や機能低下の面から好ましいものではなく、各種の点検や調査を実施してトンネルの健全度を適切に評価し措置することが必要と考えられる。将来的な変状の予測や対策工法を検討する上では、現況トンネル内の状態や変状状況を記録しておくことが重要である。今回(H14)の調査では、覆工背面における地山の性状が外力として作用する代表的なトンネルを対象に、レーザ画像計測を行い過年度(S59、S62、H5)の資料と比較した上で変状の経年変化を調査した。主な結果としては、①目視観察によるクラック調査結果では、観察記入者の個人誤差が大きいために些細な比較が難しい。②レーザ画像計測の結果からは、変状の進行性を把握することができ、さらに統一した方法で変状状態を定量的に記録できることから、変状予測や対策工の検討に客観的な判断材料として利用できる可能性が示された。 |
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