作成年度 | 2002年度 |
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論文名 | 岩盤破壊時の微電圧測定実験(その2) |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第37回地盤工学研究発表会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2002/07/16 ~ 2002/07/18 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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地質研究室 | 日下部 祐基(KUSAKABE Yuki) |
地質研究室 | 伊東 佳彦(ITO Yoshihiko) |
北海道土質試験協同組合 | 榎本 義一(ENOMOTO Yoshikazu) |
抄録 |
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現在、岩盤崩壊の前兆を捉えることが強く求められ、各種の研究が行なわれているが、いまだ確立された手法がないのが実状である。本研究では、岩石の破壊時に発生する微電圧を測定することにより、岩盤崩壊前の変状を捉える手法の開発を行っている。今回の実験では、クリープ的な応力状態での微電圧発生現象の把握と微電圧発生メカニズムの解明を目的に、一定荷重を長時間載荷したクリープ試験および供試体含水比に着目した圧縮試験時の微電圧を測定したので、これらの結果について報告する。①一定荷重を載荷した状態でのクリープ破壊においても、破壊前に微電圧の変化点が出現することが確認でき、斜面崩壊の監視に利用できる可能性があることが推測された。②測定している微電圧値の発生現象は、圧電効果による現象よりも供試体内の電気の流れやすさに関わる含水状態に、強く依存していると考えられる。 |
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