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発表 凍上性岩盤の判定法に関する研究

作成年度 2002年度
論文名 凍上性岩盤の判定法に関する研究
論文名(和訳)
論文副題
発表会 土木学会北海道支部平成14年度年次技術研究発表会
誌名(No./号数)
発表年月日 2003/02/01 ~ 2003/02/02
所属研究室/機関名 著者名(英名)
地質研究室岡崎 健治(OKAZAKI Kenji)
地質研究室伊東 佳彦(ITO Yoshihiko)
地質研究室日下部 祐基(KUSAKABE Yuuki)
釧路開建高橋 克也(TAKAHASHI Katsuya)
抄録
寒冷地において路床が岩盤となる場合、凍上性と風化に対する判定が必要 となる。しかし、岩盤の凍上性や風化を簡易に判定する指標がなく、個々の現場で凍上試験等を行い対処するか、安全側の施工として、路盤材に置き換えているのが現状である。この場合、対象となる岩盤を路床として扱うことが可能であれば、現場作業の軽減と大幅な建設コストの縮減が期待されることから、簡易で合理的な判定法の確立が望まれる。本研究では、岩盤の凍結融解と凍上等の凍害に対する性質を把握して、岩盤を直接、路床として扱うための判定指標や合理的な舗装構成について検討している。 ここでは、道東の現場における岩盤を対象に凍結融解試験とその試験後の試料を用いた凍上試験等を行い、それらの結果から考えられる判定指標等について報告する。主な報告内容は次のとおりである。①凍上性岩盤の判定を行うための新たな試験法として考案した凍結融解凍上試験を実施した。②判定の結果は、合格岩盤を春採層泥岩,不合格岩盤を雄別層砂岩および泥岩,要検討岩盤を春採層砂岩とした。③簡易な判定指標として、一軸圧縮強さによる方法を提案した。④今後、現地モニタリングを実施して判定の妥当性を検証する必要がある。
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