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論文投稿 異なる2つの地盤における液状化アレー観測と記録の分析

作成年度 2002年度
論文名 異なる2つの地盤における液状化アレー観測と記録の分析
論文名(和訳)
論文副題
発表会 土木学会論文集 No.703/Ⅰ-59、327-343
誌名(No./号数)
発表年月日 2002/04/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
土質基礎研究室西川 純一(NISHIKAWA Jun’ichi)
土質基礎研究室林 宏親(HAYASHI Hirochika)
土質基礎研究室江川 拓也(EGAWA Takuya)
飛島建設三輪 滋(MIWA Shigeru)
飛島建設池田 隆明(IKEDA Takaaki)
愛媛大学森 伸一郎(MORI Shinichiro)
抄録
北海道苫小牧市の近接した軟弱地盤の2地点において、液状化対策の効果、軟弱な表層地盤の増幅特性などを評価するために、1990年以来、間隙水圧記録を含むいわゆる液状化アレー観測を実施している。この観測網において1993年釧路沖地震などいくつかの地震動記録が得られた。ここでは、観測システムについて示すとともに、地震動記録の方位補正を実施し、方位が-9~+64度ずれていることを明らかにした。また、2地点の液状化アレー観測記録を分析し、S波速度400/ms程度での地中加速度が10cm/s2程度から表層地盤の非線形性が現れること、過剰間隙水圧の残留成分は地表加速度が20cm/s2で生じはじめ、100cm/s2以上で急増することを明らかにした。
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