作成年度 | 2002年度 |
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論文名 | 屈斜路火山灰地盤における場所打ち杭の鉛直支持力特性 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 地盤工学会北海道支部技術報告集、第43号、pp.299-304 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2003/01/31 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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土質基礎研究室 | 江川 拓也(EGAWA Takuya) |
土質基礎研究室 | 西川 純一(NISHIKAWA Jun’ichi) |
土質基礎研究室 | 冨澤 幸一(TOMIZAWA Kouichi) |
抄録 |
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火山灰地盤における杭基礎の鉛直支持力は、現在のところ砂質土に準じて算出される。しかし、火山灰土の特質により設計支持力が確保されないとの現場報告が多い。ここでは、屈斜路軽石流堆積物が堆積する箇所において施工された場所打ち杭の鉛直支持力発現機構の検証を目的に杭の鉛直載荷試験、ならびに電気式静的コーン貫入試験(CPT)を実施した。 その結果、杭の鉛直支持力は設計値を確保したものの、杭周面摩擦力が過小に発現しており現行のN値による設計値を10~30%下回った。この過小に発現した周面摩擦力はCPTにおいてコーン先端を繰返し貫入した後に得られる低下した周面摩擦力と比較的良い一致を示した。 |
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