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発表 鋼管矢板基礎の継ぎ手を考慮した鉛直支持機構について

作成年度 2002年度
論文名 鋼管矢板基礎の継ぎ手を考慮した鉛直支持機構について
論文名(和訳)
論文副題 -現場打撃試験・衝撃載荷試験による支持力評価法-
発表会 地盤工学会北海道支部技術報告集、第43号、pp.1-6
誌名(No./号数)
発表年月日 2003/01/31
所属研究室/機関名 著者名(英名)
土質基礎研究室冨澤 幸一(TOMIZAWA Kouichi)
土質基礎研究室西川 純一(NISHIKAWA Jun’ichi)
抄録
鋼管矢板基礎は、鋼管矢板を仮締め切りと兼用できるため工期および工事占用面積の縮小ができること、比較的支持層が深くても施工が可能でありケーソン基礎に匹敵する鉛直支持力の確保が可能など多くの有用性をもっている。 反面、最終的に鋼管矢板を閉合させた一体構造物基礎とする必要があることから、設計施工上の留意点も多い。特に施工面では、鋼管矢板は一般に単独鋼管杭と比べ継ぎ手管の存在から打込みが困難となる傾向にあるが、適正な支持力確認は基礎が閉鎖形状の大規模なものとなるため全体載荷試験の実施が困難なことや動的支持力式の適用性が不明なことから明確な施工管理法が確立されていない現状にある。 そのため、鋼管矢板基礎の適正な施工管理手法確立のための基礎資料を得る目的で、長尺鋼管矢板基礎現場において施工時の鋼管矢板打込み管理試験、打撃試験および衝撃載荷試験の実施した。本報では、一連の現場試験結果を精査し、鋼管矢板の継ぎ手管の影響を含めた施工性、貫入性および鉛直支持機構に関する考察を行った。
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