国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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発表 「XML技術を活用した移動中の情報利用に関する研究(その2)」

作成年度 2002年度
論文名 「XML技術を活用した移動中の情報利用に関する研究(その2)」
論文名(和訳)
論文副題 -スマート札幌ゆき情報実験2002-
発表会 土木学会全国大会
誌名(No./号数)
発表年月日 2002/09/25 ~ 2002/09/27
所属研究室/機関名 著者名(英名)
防災雪氷研究室山際 祐司(YAMAGIWA Yuji)
防災雪氷研究室加治屋 安彦(KAJIYA Yasuhiko)
防災雪氷研究室三好 達夫(MIYOSHI Tatsuo)
抄録
北海道開発土木研究所では民間企業等の共同研究機関と地域の道路管理者、市民の協力を得て、平成14年1月から2月まで、冬期都市交通渋滞の緩和を目的としてインターネットやモバイル情報端末などを活用したITS実験「スマート札幌ゆき情報実験2002」を行った。実験参加者へのアンケート調査の結果、交通行動の変化については、「情報をもとにいつもの出発時間を変えたことがある」が多く、6割が時間変更や経路変更、交通手段の変更などの交通行動の変更を行ったと回答した。また、約半数のモニターが実験に参加することで、冬の交通行動を変更する意識を持つことにつながると回答しており、冬期の道路気象情報を適切に道路利用者に提供し、時差出勤やマイカーから公共交通への転換を促すことで、交通渋滞緩和や交通円滑化につながる可能性を示すものと言える。
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