| 作成年度 | 2002年度 |
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| 論文名 | 「雪情報が市民の交通行動に与える影響について(第3報) |
| 論文名(和訳) | |
| 論文副題 | -スマート札幌ゆき情報実験2002- |
| 発表会 | 寒地技術シンポジウム |
| 誌名(No./号数) | |
| 発表年月日 | 2002/11/25 ~ 2002/11/27 |
| 所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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| 防災雪氷研究室 | 加治屋 安彦(KAJIYA Yasuhiko) |
| 防災雪氷研究室 | 山際 祐司(YAMAGIWA Yuji) |
| 防災雪氷研究室 | 三好 達夫(MIYOSHI Tatsuo) |
| 日本気象協会 | 加賀谷 英和(KAGAYA Hidekazu) |
| セントラルコンサルタント(株) | 山口 敏之(YAMAGUCHI Toshiyuki) |
| 抄録 |
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| 北海道開発土木研究所では冬期における道路交通の問題に対処するため、地域の道路管理者や関係機関、市民の協力を得て、インターネットやモバイル情報端末などの先進情報通信技術を活用したITS実験プロジェクトを継続して実施してきた。2002年冬期には“スマート札幌ゆき情報実験2002”を実施し、最新通信技術を用いた様々な情報の提供が冬期の道路交通の円滑化や冬の生活の快適性向上にどの程度有効なのかを実験・調査した。 実験の結果、マイカー利用者の約6 割が提供された情報により、実際に通勤通学行動を変更した。また、提供された情報は、出発時間を変更する際の判断材料に用いられる場合が多く、テレビ・ラジオのニュースや自宅周辺の積雪・天気などよりも参考にされた。さらに、メール情報が交通行動変更の判断材料とされる割合が高いことなどが明らかになり、情報提供を適切に行うことにより時差出勤やマイカーから公共交通への転換を促し、交通渋滞の緩和や交通の円滑化につながる可能性が示された。 |
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