作成年度 | 2003年度 |
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論文名 | 浚渫水処理のための迂流式沈砂池の機能評価 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名(No./号数) | 北海道開発土木研究所月報 第599号 |
発表年月日 | 2003/04/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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福田水文センター | 甲斐 達也(KAI Tatsuya) |
環境研究室 | 中津川 誠(NAKATSUGAWA Makoto) |
北海道開発局石狩川開発建設部 | 渋谷 直生(SHIBUYA Sunao) |
北海道開発局石狩川開発建設部 | 石谷 隆始(ISHIYA Takashi) |
河川研究室 | 小川 長宏(OGAWA Takehiro) |
抄録 |
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河川の浚渫工事で発生する濁度の高い浚渫水は、河川環境への影響に配慮して適正に沈殿処理し、河川に排出することが求められている。一般に、浚渫水の処理は凝集剤を使用した凝集沈殿の方式によって対応しているが、浚渫土の種類によって高い濁度の浚渫水が発生した場合は、凝集剤を投入するが、その甲斐もなく思ったほど沈澱効果が得られず、コストの割には低効率の沈殿効果となることが現場を悩ませている。また、凝集処理前に通過する沈砂池で、池の全域に流れが広がらない狭い流れのいわゆる短絡流が生じ、沈澱効果が著しく低下するというような問題も起きている。そこで、沈澱効果の低下を解消するため、凝集沈殿処理の前に池の全域をくまなく流れるように流路を迂流させる沈砂池(迂流式沈砂池)を提案し、現場への適用性を検討した。 本報告においては、平成11年(1999)から平成13年(2001)にかけて実施された現地調査に基づき、浚渫水の量的・質的性状と迂流式沈砂池の沈澱効果を評価した。その結果、迂流式沈砂池の導入が濁度の低減に大きな効果をあげ、凝集沈殿処理の負担を軽減しうることが示された。 |
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