国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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発表 気温変化を考慮したダム流域水循環の感度分析

作成年度 2003年度
論文名 気温変化を考慮したダム流域水循環の感度分析
論文名(和訳)
論文副題
発表会 平成15年度土木学会北海道支部年次技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成15年度土木学会北海道支部論文報告集第60号
発表年月日 2004/02/02 ~ 2004/02/03
所属研究室/機関名 著者名(英名)
環境研究室工藤 啓介(KUDO Keisuke)
環境研究室中津川 誠(NAKATSUGAWA Makoto)
抄録
現在、地球が温暖化しつつあることは、IPCCレポート等によって報告されており、地球規模の温暖化により降水特性や融雪特性等が変化することで、水資源賦存量の変化や洪水被害の頻発を引き起こす可能性がある。しかし、現在の治水・利水計画には気候変化による影響は見込まれていない。気候変化の影響を河川管理に反映させるためには、流域規模での水循環の変化とそれに伴う洪水流出や水資源の変化を予測する必要がある。 そこで本研究では、気温変化に伴う水収支の変化を把握するため、100km2程度のダム流域を対象として水・熱収支モデルを用いた蒸発散量、積雪量、融雪量の感度分析を実施した。さらに、タンクモデルにより流出計算を実施し、気温変化に伴うダム貯水池運用の変化を推定した。
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