作成年度 | 2003年度 |
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論文名 | ランブルストリップスの積雪寒冷地への適用 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第18回北陸雪氷技術シンポジウム |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2003/11/26 ~ 2003/11/27 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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NIPPOコーポレーション | 相田 尚(AITA Hisashi) |
NIPPOコーポレーション | 渡辺 徹(WATANABE Toru) |
交通研究室 | 平澤 匡介(HIRASAWA Masayuki) |
抄録 |
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平成14年度の全国の交通事故死者数は、ピーク時(昭和45年)の半減に至った。これは、様々な交通安全対策技術の進歩や施策による成果と考えられる。しかしながら、郊外で交通流の良い道路、あるいはわが国の約60%を占める積雪寒冷地では、正面衝突、路外逸脱、工作物衝突などにより死亡事故に至る割合が依然として高い。近年、米国では、路外逸脱事故の防止対策技術として、切削式ランブルストリップス(Rumble Strips)が多くの州で採用されている。ランブルストリップスは、道路上に隆起状あるいは溝状の直線パターンを施したものであり、路外逸脱あるいは車線はみ出し時に、タイヤが通過することによって、ドライバーに音と振動で警告し、未然に事故を防ぐことを目的としている。特に現在主流である切削式の警告溝は、その高い費用対効果が評価されている。これまでに、切削型ランブルストリップスの施工方法などの開発を行い、昨年度から今年度にかけ、既に約40kmの実路施工を行った。その結果、特に積雪寒冷地において非常に有効な交通事故防止対策であることが確認されてきた。本稿では、当工法の概要や効果などについて紹介する。 |
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